そこにソクラテスのでわなく専用　“Caretaker” Possidere ジャケット・コート

そこにソクラテスのでわなく専用　“Caretaker” Possidere ジャケット・コート

記憶をテーマにしたライン、
“Caretaker”から、


贅沢にカシミア100%使った
往年のダーバンのチェスターコートをメディウムに、

フロントに、大振りのフランス製アンティークのシェルボタンが7つ並び、
背中に「possidere」と刺繍された作品が登場↑


フォーマルさ、カシミアの上品な素材感に浮かび上がる貝の鈍い光
垂れ下がった糸ダレが怪しく絡んだ1枚。

コムデギャルソンやSkeleton、Archivio jm ribotお好きな方イカがで商。


サイズ：M
肩45cm 袖丈61（裏地までは65）cm 身幅51cm ウェスト49cm 着丈94cm


カシミア100%に、キュプラの総裏地。
丁寧にハンドウォッシュ済み。


1970年から、レナウンにより展開され、
Yohji Yamamotoとの協働でも知られる
往年のダーバンらしい上品でスタイリッシュなコートを、

シルク糸で手縫いのボタンホールを増設し
袖先を本切羽に変更。
飛び出たストライプ柄の裏地も◎

襟を立てる為のボタン位置を
フロントボタンの位置からズラしたことで、
首から緩やかなAラインに広がる仕様に変更。

ロングジャケットとしてもおススメです↑


背中に刺繍された
「possidere」とわ、

ラテン語で
「不動産に関連した法的な用語」だった様で
現代英語の「possession」の語源だそうデス。

この「possession」とわ非常に面白い言葉で
「所有する、居住する」などと云ふ意味と共に、
「憑依」、「悪魔にとり憑かれる」などと云ふ意味がある。


「HomeはHauntsがいるところ」


かつて不動産に関連した言葉が
「押収し占拠する」「完全な権力や支配を持つ」「悪魔的な意味」に転じるのわ
16世紀のルネサンス期からだそうで、

成程、
そこにソクラテスの「デーモン」でわなく
正に人の顔をした悪魔が姿を表すわけだ。


このコートわ、
前の持ち主の方の名前が刺繍された物でした
とても状態が良くおそらく未使用の物。

古着を着る事わ
前の持ち主の記憶を引き継ぐ事とも云える

コレを、
ポッゼションと云ふか、
リ・ポゼッションと云ふか。


「ただ記憶されたものだけがある…
それは現像されるのをまつ写真のように、
あとは再生されるだけ」

まさにDUBな1枚。

そこにソクラテスのでわなく専用　“Caretaker” Possidere ジャケット・コート