純金・純銀七宝焼 カフス 鶴岡鉦次郎作 保管の品全体の重さは205gです
金属加工の作家、鶴岡鉦次郎氏制作のカフスです。
使用は無く30年間ほどずっと引き出しに眠っていました。
田島順三製作所の田島氏が扱われていた作家の方の作品です。田島氏が扱われる物に偽物や安物は無かったように思います。
蝶の羽の移り変わりゆく緑のガラス釉の美しさ。
余りに微細な細工の工藝品として本物感が出過ぎていて、純金も輝き過ぎて眩しいです。
日常にカフスで使うのには勿体無い気がします。
30年の経年変化で裏の留め具の色は少し燻したようになっていますが、磨くと綺麗になると思います。
裏に鶴の落款とともに「純金」「純銀」との刻印があります。
純金と純銀の含有率は不明です。
前面ですと50%:50%程度ですが、裏は混ざってしまってよく分かりません。
全体の重さは20.5gです。
取り付ける棒状の部分は銀と明記がありますので、それ以外は純金と純銀で出来ています。
金の価格が現在の1/10という安かった30年ほど前のものですので、あながち金の含有率が低いとは言えない時代のものですが、不明です。
でも、着目は七宝焼きの美しさで、折角ですから、溶かして金にするのではなく、このままハレの日の特別なカフスとしてお使い頂ければと思います。
純金・純銀七宝焼 カフス 鶴岡鉦次郎作 保管の品全体の重さは205gです